カワウソ

2017年8月20日 20:20

絶滅したとされていた生き物が実は生きていた!
何とも夢のある話です。
ニホンカワウソです。

今では高知県須崎市のゆるキャラ「しんじょう君」が有名ですね。
ニホンカワウソが最後に見つかったのが市内の新荘川だったので「しんじょう君」。
ゆるキャラグランプリで優勝するほどの人気者です。

今回、長崎県の対馬でニホンカワウソかも?とのニュース。
もし本物だとしたら須崎市の皆さんの心中は複雑でしょう。


カワウソ。
漢字で書くと「獺」。
この字を見てお酒を飲みたくなった方もいるのでは?
カワウソの祭りと書いて、「獺祭(だっさい)」。
そう、山口県の銘酒です。

カワウソは自分で獲った魚を岸に並べる習性があるそうです。
その様子が先祖にお供え物をして祭るさまに似ているところから
「獺祭」というのだそうです。
何だかとってもうやうやしい言葉です。

ニホンカワウソかどうかの結論がでるまでには時間がかかりそうですが、
対馬にはツシマヤマネコやツシマテンなど可愛らしい希少動物がいることがわかり
とても勉強になりました。


バンキシャ!のスタジオには時空を越えて動物や恐竜がいっぱいいます。
だからでしょうか、カワウソのパネルが何だかとってもフィットします。

動物たちの生態を壊しているのは人間なのかもしれません。
天候不順の原因も人間なのでしょう。
物言わぬ動物たちの生態は時に我々に警告を与えてくれます。
しっかり受け止めなくてはなりません。


さて、来週は24時間テレビのため、1回お休みです。
ではまた再来週お会いいたしましょう。
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フェリー

2017年8月13日 20:24

瀬戸内海の島出身の妻の実家に向かう際、
フェリーを利用します。
約2時間の船旅です。

『ゴー』と唸り続けるエンジンの音を聞きながら
客席前方に備え付けのテレビを見ます。
もちろん音声は聞き取れません。
ところが、近頃のテレビ番組は字幕スーパーが大量に入っているので
音が聞こえなくても内容がだいたいわかるのです。
喋りを生業とする者にとってはちょっと複雑な心境です。

ちょっと余分にお金を払って
「高速艇」なるものに乗ると
約半分の時間で到着します。
近頃はどうしてもそちらを選んでしまいます。

でも低速のフェリーの方が瀬戸内の美しい景色が堪能できます。
スポーツ中継もスロー映像の方がプレーがよく見えます。
旅の移動もスローの方が周辺がよく見える。
効率ばかりが優先される現代社会。
きっと、人生の旅もスローな方がいいのでしょう。


効率ばかりが優先されるのはテレビの世界でも同じ事。
何かとCG(コンピューターグラフィックス)が多用されるなか、
バンキシャ!は番組スタート時より
頑なにアナログ的演出を重視してきました。
ここまできたらほとんど意地です。

原寸大のロケットを作ったり、
国会議事堂のパネルを作ったり、
カジノセットを用意したり。
すべてはスタッフの"情熱"がなせる技。

そして今夜登場したのは、フェリーです!
あれ、手作りセットなのです。
一部視聴者の方からは『なかなかいいCGだ』との評価を得ているようですが、
CGじゃありません。
その証拠に舞台裏を特別にご覧頂きます。
フェリーの胴体部分を開くときにどうしても人力が必要だったのです。
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いやはやどうですか?
昭和感丸出しです。
ほとんどテレビ草創期です。

一周回って、この手作り感はもはや最先端だと思っています。
名付けて、「クラシカルグラフィックス」略して「CG」です!

効率ばかりを追い求めることなく、
汗かきながら皆でテレビを作っています。
その方がきっといい"景色"が見えてくる。
そう信じて丸15年。

これからも何卒ご愛顧の程を。
ではまた来週。
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○○内閣

2017年8月6日 20:53

このところ、新内閣や改造内閣が誕生するたびに
様々なニックネームがつけられます。
テレビや新聞がつける場合もあれば、
総理大臣自らがつける場合もあるようです。

今回の「第3次安倍再々改造内閣」の場合、
総理自らが『仕事人内閣』と名付けました。
経験豊富な実務型の大臣が多いという印象を際立たせるためのネーミングです。

各種番組やコメンテーターもこぞってユニークなネーミングを考えています。
日本人はネーミングが大好きです。


こうしたネーミング。
一番ポピュラーなのは若者たちに対するニックネームでしょう。
最近ならば『ゆとり世代』。

一番印象的なのは1980年代に流行した『新人類(世代)』でしょう。
1961年から1970年生まれで、
「打たれ弱く」「プライベート重視」がその特徴とのこと。
私は「新人類」ど真ん中です。

ちなみに私は1988年に日本テレビに入社。
その年の新社会人につけられたニックネームは
『養殖ハマチ型』。
過保護で栄養分が高いが魚らしくピチピチしていないそうです。
大きなお世話です。


ニックネームには一長一短があります。
そもそも多面的な物事をたったひとつの言葉で表現することは不可能です。
その言葉が先入観を与えてしまう危険性も。
その半面、ニックネームが世代を超えた会話のきっかけにもなり、
人々に親しみを持ってもらえるチャンスにも繋がります。

で、『仕事人内閣』です。
「仕事人」ときくとどうしても
時代劇「必殺仕事人」が想起されます。

誰かの首に鋭利な刃物が・・・。
ポスト安倍と目される誰かの首に・・・。
いやぁ、これは怪談より怖い。

「いい仕事してますねぇ~」と褒めていただけるような
中身のある仕事人ぶりを期待するばかりです。

ではまた来週。
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民間ロケット

2017年7月30日 20:49

皆、実にいい顔をしています。
ロケット打ち上げに向けて準備するベンチャー企業のメンバー達です。

海外に比べて遅れをとっていた民間ロケット開発。
これまでJAXAを中心に国家プロジェクトとして進められてきたロケット開発ですが、
新たなる法律ができて民間企業が宇宙産業に参入しやすくなりました。

低価格でロケットを宇宙に飛ばそうという夢のあるプロジェクトです。

「ひとつの夢に向かって」
「同志が集まり」
「共同生活をしながら」
「手作りで」

いい顔を作り出す条件がそろっています。

そして、彼らの表情には『誰もやっていないこと』をやってやろう
という気概が満ちあふれているのです。
高度成長期の日本にはこんな表情の若者がたくさんいたんだろうなぁ。


何度かの発射延期を経て、
本日、16時30分頃、濃い霧の中ついに発射!
その時を待っていた多くの見物客はその瞬間を"音"で確認。
これが実に味わい深い光景となりました。
テレビが普及する前の時代、ラジオでスポーツ中継を楽しんでいた頃のよう。

しかし、発射後、機体からの通信が途絶えたためエンジンを緊急停止。
残念ながら宇宙空間には到達しませんでした。
でもここから得られたデータは必ず次回につながります。


アスリートは負けて強くなる。
そして、科学技術は"データの蓄積"で強くなる。

何だが無性に応援したくなるロケット物語でした。
次回は秋の打ち上げか。
さぁ、どうなる!?

ではまた来週。
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新しい夏

2017年7月23日 20:40

ご意見番の舘野晴彦さんが仰る通り、
夏のイメージが変わってきています。

夏を迎えた喜びや開放感。
ひと夏の出会い。
そして迎える晩夏のせつない別れ・・・。

日本にはそんな情緒的な夏の歌があまたあります。
そして、青春時代に聴いた夏の歌は心のひだひだに染みこみ、
何歳になっても聴く度にキュンとするのです。

しかし、今後、夏の凶暴性や不安・恐怖を歌った作品が
増えてくるのかも知れません。


夕立がゲリラ豪雨に。
風鈴を鳴らすそよ風が突風に。
木漏れ日が肌を刺す痛い日差しに。
日射病が熱中症に。

熱中症にならないためには湿度への意識を高めることが肝要です。
気温(室温)が30度未満でも、汗の蒸発が難しい高湿度であれば
熱中症危険度は高まります。
室内にいるのであればクーラーの除湿機能を活用し、
屋外にいるのであれば風をおくり、
発汗を促進しましょう。
当然、失われた水分と塩分の補給を忘れずに。
通気性・速乾性の高い服を着用することも大切です。

異常なまでのニッポンの夏。
無事に過ごすための工夫が年々進化しています。

東京五輪まであと3年。
怪談より怖い"恐怖の夏"を乗り切るための工夫を
皆で考えていかないといけません。

ではまた来週。
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