2008年06月30日
「トニー・ブレア前英首相と対談して」
6月27日の午後、都内のホテルで、
イギリスの首相を10年間(1997~2007)務めた
トニー・ブレア氏と対談しました。
話題は、
地球温暖化のこと
停滞する日本経済のこと
ブレア氏の今後の活動のこと
でしたが、
私は先ず何よりもブレア氏の
「清潔感のある快活さ」に惹かれました。
NEWS ZEROでは「さわやかなバイタリティ」という表現を
用いましたが、その人柄は魅力的です。
英語にdecent(礼儀正しい、寛大な、上品な)という言葉がありますが、
対談したブレア氏は、まさにdecentと形容したくなるような人でした。
私は以前から、彼の政治路線である「第三の道」という考え方に
共感を覚えてきましたが、
それは経済効率を重視する「小さな政府」論でも、
社会正義を重視する「大きな政府」論でもありません。
この2つの考え方を超えて、いわば第三の道として、
経済効率と社会正義をどのようにして実現するか
を模索しようとするものです。
ブレア時代のイギリスが
「第三の道」を実現できたとは思えませんが、
これからの日本を考えるにあたり、
この考え方は今でも大いに参考になるでしょう。
投稿者:村尾信尚
