2007年08月13日

超人気!夏フェスの理由に迫る!

8月11日、12日に開催されたロックフェス、『SUMMER SONIC ‘07』!倖田來未やシンディ・ローパーなど世界中からトップアーティスト113組が集結し、東京・大阪の両会場合わせ2日間で20万人を動員!

また先日行われた『ROCK・IN・JAPAN・FES.2007』はケツメイシ、奥田民生など90組の邦楽アーティストの祭典!観客動員数は3日間で14万7000人!いま「夏フェス」が熱い!

「夏フェス」とは、複数のアーティストが参加する「夏の野外ロックライブフェスティバル」のこと。
夏フェスの名を一躍有名にしたのが1969年8月にアメリカ・ニューヨーク州で行われたウッドストック・ミュージック&アート・フェア。史上最大級のこのイベントは、なんと3日間で40万人が集結!

そして日本における夏フェス人気は10年前に始まったフジロックフェスティバルの成功がきっかけだ!

当時はまだ数も少なかった夏フェスだが、その後フジロックに先行される各夏フェスの成功によって着実に動員数は増え、昨年のすべてのロックフェスの観客動員数の合計は143万人!2000年の37万人から比べると、4倍にまで急増した(ぴあ総研調べ)!!

いったいなぜこれほどまでに盛り上がるのか?その理由を専門家に聞くと・・・

(ぴあ総研 笹井さん)
「単独でも充分に集客できる一流の人気アーティストがフェスに多数参加するようになった。アーティスト側としてはフェスに参加し、単独のライブでは獲得できない数万人規模の客層に一気にプロモーションできるチャンス。」   

アーティスト側にも貴重なプロモーションの場というメリットが存在し、豪華アーティストが多数出演するようになったことで結果的に動員数の増加につながったのだ!

そして、夏フェス人気の舞台裏にはもうひとつの理由があった!それは県や市などの自治体が夏フェスを積極的に誘致し始めたこと!

『ROCK・IN・JAPAN・FES.2007』の開催地、茨城県ひたちなか市でも夏フェスの誘致を積極的に行ってきたという!実は8年前、隣接する東海村の原発事故のあおりを受け、ひたちなか市は観光客が減少。
夏フェスで地域を活性化したいとの思いもあって全面協力することに!

『ROCK・IN・JAPAN・FES.2007』の会場には市内の業者が30店舗を出店。       
地元の特産品をアピールするため常陸牛のカレーライスや、採れたての魚介類、野菜などを原価すれすれで提供!遠くから来てくれたお客さんたちに地元の美味しいものを食べてもらい、ひたちなか市のことをよく知ってもらいたいという。

また、フェスの期間は3日間。日本中から14万人が押し寄せるため市内のホテルや旅館は部屋が足りない!そのため自治体の協力により会場周辺にテント用のスペースを確保!テントを持参すれば一泊3500円で利用可能だ!そして通常は深夜には閉店する地元の温泉も夏フェス期間中は朝まで営業!食堂を開放して夏フェス客のための素泊まり施設となっている!
さらには市内の中華料理店までも、夜になると普段は宴会用のお座敷を期間中に限り1泊4900円の臨時宿泊施設として提供しているのだ!
 
フェスが地元ひたちなか市へもたらす経済効果は三日間で3億円以上にも及ぶという!今年の夏フェスの会場に来ていたひたちなか市長に話を聞いた!


(ひたちなか市長 本間源基氏)
「ロックフェスが若い人に注目してもらうことはひたちなか市にとっても大きい。若者にそのうち住んでもらうことも考えている!」