2008年06月12日

つながり

|投稿者: 板谷由夏|

梅雨真っ盛り。
なんとなくどんよりした天気も手伝って朝からふとしたことで軽く落ち込む。


そんなときに限ってめずらしく誰からも一通もメールがこない。
顔の見えないメールやパソコンになるだけ頼らないようにしようと思っていても、慣れはコワい。


繋がっている?という安心感か。
日々麻痺しているのでは?とふと思う。
人と人のつながりってなんだろうと秋葉原の事件の犯人のことを思う。
ここ数日この事件のことばかりが頭をよぎる。


午後、傘をさし日課のウォーキングへ。
なんとなく足取りも重い。


途中、パーッと青空が広がってキラキラの陽が差してきた。
和菓子屋のおばあちゃんから雨上がってよかったわねーと声をかけられる。
そうですねーと私。
しわしわのおばあちゃんの手に気持ちも緩む。
スーパーで見知らぬおばさんに赤ちゃんでパンパンのでか腹を優しく撫でられる。
がんばって出ておいでーと笑顔で。


雨上がりの青空の下、人の優しさにふいに泣きそうになった。
これだ、人と人はこうでなくては。
優しさや温かい笑顔や気持ちひとつでどれだけ人は救われることか。
どれだけ前向きになれることか。


とんでもなく悲しく恐ろしく怒りがこみ上げる事件が続いているけれど、どんなに苦しい毎日や大変な人生でもきらりとした優しさは転がっていると思う。
罪を犯す人々がそういう優しさに少しでも触れていればこんな苦しい事件が続くことはないんじゃないか。


こんな世の中だからこそ、顔の見えないコミュニケーションに頼りがちな現代だからこそ、常に人のことを思い、出逢うことや一緒に過ごす時間や生まれ出る事柄は大事にしたいと思う。
そしてささやかな優しさで人の為になれたらなぁと思う。


もうすぐ、新しい命が産まれます。
子供たちにとって平和な世の中でありますようにと祈る毎日です。